理学療法士の実習は辛くてきつい?乗り切る方法を伝授

Uncategorized

こんにちは。

今は主婦でブログをしながら子育てしているマキタですが、実は理学療法士の資格を持っています。

卒業してから3年間働いていました。

 

大学に通っていた頃は、何回か実習にも行ったのですが、これがまた辛くて…。

 

そんなわけで今回は、

理学療法士の実習のどこが辛いか

実習をどう乗り越えれば良いか

を書いてみたので、今実習を控えている方はぜひ読んでみて!

辛いポイントはいっぱいあるけど、なんだかんだ乗り越えられる!

 

理学療法士の実習はバイザーで全てが決まる

実習がうまくいくかどうかはバイザーで決まると言っても過言じゃないです。

実際に私がつらすぎ!って思ったポイントは、ほぼバイザーがらみでした。

 

実習先のバイザーが必ずしも厳しい人とは限らないけど、厳しい人だった場合の辛さをお伝えしましょう。

 

徹夜で書いたレポートを突き返される

理学療法士の実習では、毎日レポートの提出があります。

教科書や資料を読み漁りながら、自分の患者さんの場合と照らし合わせて、バイザーに突っ込まれないようせっせとパソコンに向かいます。

 

それと同時に、明日関わる患者さんの疾患を調べて、禁忌、リスク、評価方法もおさらいしておく。

 

やることがいっぱいあるので、徹夜になる日も少なくありません。

3時間寝られたら嬉しい!みたいな感じです。

 

それほど頑張って作ったレポート。

朝一で提出して、昼間になんとか実習をやり遂げ、夕方にバイザーからレポートについて指導をもらう時間になるんですが、

容赦なく突き返されます。

 

そして、長々と質問攻めタイム。

なんとか拙い言葉でバイザーからの質問に答えるも、自分の考えを全部否定されます。

 

「思ったんだけどさぁ…、全体的に考えがまとまってない気がするんだよね」

「つまりどういうこと?ごめんね、全然伝わってこない」

「基礎が分かってない。実習生だし知らないところだらけなのは分かるから、もう一回ちゃんと調べてきて」

 

帰ってきたレポートをペラペラめくって見てみると、赤ペンでも質問攻めにあっています。

具体的にどう修正すれば良いのかは謎。また調べなければなりません。

 

もちろん実習生だからまだまだ知識なんてないし、こうして教えてもらう立場なのは分かってます。

だけど、今日の準備をしつつ一晩頑張って何枚も作り上げたレポート。

今日も帰ったら明日の準備、予習をしつつレポートで指摘された場所を考え直しながらまた新しく作り直す。

どうせ明日も突き返されるのに。

 

毎日毎日それの繰り返しで、ほんとやってられねぇ…って思っていました。

 

患者さんと関わる時に後ろから感じる圧

実際に患者さんと関わることなんて、普段の大学生活では体験することがありません。

実技練習も友達とやるから、のんきにワイワイ喋りながらやっています。

 

実習になった途端、いきなり本物の患者さんが相手。実際に疾患を持っていて、本気で悩んでいる人です。

 

そんなのめちゃめちゃ緊張するじゃないですか。

 

今からやることを説明したり、患者さんにしてほしい動きを伝えたりするのも、専門用語を使わないようにするから割と難しい。伝わらない場合もある。

さらに、使っちゃいけない言葉もあります。

例えば、認知機能をテストする時、正直に「認知機能を調べる」と言っちゃいけません。

「いつも体動かしてもらってるから、今回はちょっと休憩して、頭の体操しましょう」みたいな感じ。

 

そういう、色々なことに気を遣いながら患者さんと関わっていくんですけど、バイザーはそのやりとりをずっと後ろから見ています。

 

もう圧がすごい。

 

バイザーは私の言葉や行動に注意しつつ、「めんどくせえな」とでも思っているんでしょう。

だけど、そんなの分からないじゃないですか。

 

順序良くできなかった時、言葉遣いがおかしかった時、やり方を間違えてしまった時。

後で色々突っ込まれないかもうビクビクです。

 

後ろから感じる圧のせいで緊張してしまい、うまくできるはずなのに間違えることもあります。

そして、バイザーが自分と交代して患者さんと関わっている時の、差を見せつけられている感。

差があるのが当たり前なんですけどね。

 

あれ本当に嫌だったなぁ。

 

夜まで続くフィードバック

病院の勤務時間が終わっても、その日の実習は終わりではありません。

提出したレポート、今日の患者さんへの評価とリハビリ内容についてをバイザーから延々とフィードバックされます。

夜22時まで続くこともありました。

 

そのあと家に帰ったら23時。

そこからレポートの作り直しと、明日患者さんに実施するリハビリ内容の見直しとシミュレーション、調べ物をしなければなりません。

 

寝る時間なんかあるわけない。

 

夜に眠い中課題をこなすんだから、そりゃあボロボロの出来になります。

1つ1つ完璧にしようとしても絶対に終わらないから、妥協だって多くなる。

自分でも納得のいっていない出来のレポートを次の日に提出することになるので、また夕方から長〜いフィードバックが待っています。

毎日これの繰り返し。

 

睡眠不足の中毎日気を張って、おかしくなりそうでした。

帰り道はもう「無」だったなぁ。

 

リスク管理ができていなかった時の地獄

患者さんに危ない思いをさせてしまった時、バイザーにめちゃくちゃ怒られます。

 

移乗がうまくできなかった時、

目を離した隙に患者さんがベッドや椅子から落ちそうになった時、

調子が悪そうにしている患者さんに気がつかず、普段通りに進めてしまいそうになった時…。

 

その場では怒られません。患者さんの目があるから。

 

その場はバイザーがうまくフォローしてくれるのですが、患者さんと関わる時間が終わった後が地獄。

 

「ちょっと来て」ってひっくい声のトーンで呼び出されて、他のスタッフがいるところでも構わず怒られます。

 

「俺がいなかったらどうなってたと思う?」

「患者さんに怪我をさせたとして、責任取れるの?!」

「もっと周りを見て!自分中心に動きすぎ」

 

ド正論なんですよ。全部私が悪い。

 

理学療法士の実習は、寝不足の中初めての本物の患者さんと関わり、バイザーに一挙手一投足見られて、めちゃめちゃ緊張します。

自分では気を付けているつもりでもボロが出てしまうのが実習。

 

分かっていたはずなのに、いつもと違う行動をしてしまうことなんてたくさんあります。

もう少し気を付けていれば…って自分でも思うのに、バイザーからも叱られることで、超落ち込みます。

 

理学療法士の実習は地味にキツいところがいっぱい

バイザー関連以外でも、地味にキツいポイントが散りばめられています。

気持ちが強い人は大丈夫なんだろうけど、私は辛かった。

 

自分だけ実習生であるという孤独

自分以外にも実習生がいることもありますが、理学療法士の実習の受け入れは少人数です。

大きな総合病院でも実習生は2、3人ということも多く、実習の始まる日、終わる日も同じではありません。

 

自分以外働いている人だけど、自分だけ実習生という肩身の狭さったらないですよ。

 

出勤して勤務時間になるまでパソコンで作業するスタッフの中、椅子に座っているしかない。

今日関わる予定の患者さんについて情報収集がしたくてバイザーに許可を取っても、「今みんな使ってるからちょっと待ってて」って言われるから何もできません。

仕方ないから評価・リハビリ内容を教科書とかを見て復習するのですが、「ただ座っていて、積極性がないって思われるんじゃないか…?」とか考えちゃって全然頭に入りません。

1年目のスタッフの人が話しかけてくれても、用事ができればすぐに行ってしまいます。

 

この孤独が地味に辛い。

 

休みのたびに友達に電話して、孤独を紛らわすしかありませんでした。

複数人で実習に行った友達が羨ましくてたまらなかった…。

 

他の学校からの実習生が優秀だった時

自分以外に実習生がいても、その人が自分より明らかに優秀だったらキツいです。

 

患者さんとの関わりがめちゃくちゃ上手かったり、忙しそうにしているスタッフにも積極的に教えを請いに行っていたりすると、

「私もやらないと比べられる!」って思って焦ります。

それで自分も同じように頑張るのですが、自分のペースじゃなくなるから超疲れるんです。

 

症例報告のレポートを見てもへこむ。

自分のと違って文字数が多かったり、図がちゃんとしてたり、自分がしてない評価項目があったり…。

 

私、だめだなぁって思う。

 

バイザーからも、「〇〇さんのレポートしっかりしてるから参考にすると良いよ」なんてアドバイスをもらうのですが、これがめちゃくちゃ傷つく。

バイザーも私じゃない方が良かったんだろうなぁって。

 

それで、その実習生も意識が超高かったりするんですよ。

大変な思いをしてもいいから、なるべく多くのことをこの実習で学ばせてもらう!っていう意識で来ています。

 

空いた時間に話をしても、自分と温度差がありすぎて疲れる。

 

私は「いかに無事に実習を終えるか」に注力していたので、意識高い実習生が苦手でしたね。

 

何度も見学の許可を取りに行く

自分の症例の患者さんと関わる40〜60分以外、ほぼ全て見学で終わるのが理学療法士の実習です。

 

リハ室のすみっこに立って、入ってきた患者さんとスタッフに「見学させていただいても良いですか?」って許可をもらって、リハビリの様子を見学させてもらう。

20〜40分見学して、終わったら患者さんの部屋まで一緒に行って、スタッフに「何か質問ある?」って聞かれるまでが流れ。

 

これが一日中続くのが、地味にキツいんです。

 

見学の許可が取れてもすぐにリハビリが終了してしまって、またすぐ別の人に声をかけなきゃいけない。

 

声をかけても「ごめん、この人はちょっと…。別の人に声かけて」ってスタッフに断られることも多いです。

それが3回も続くと、心が折れます。

「私何やってるんだろ…」って気持ちになる。

 

だから少しの間だけパソコンを借りて、患者さんの情報収集をすることも。

でも、そこにバイザーが現れると「見学しとかなくて大丈夫?」なんて言われます。

心がマジ休まりません。

 

毎日どこかで20分くらい、トイレにこもって休んでいました。

ダメなことだって分かってるけど、そうでもしないと心が休まらない。

 

実習はどこも厳しいの?楽な実習先に行きたい!

全部の実習先が厳しいわけではありません。

私の先輩や友達にも、「めっちゃ楽だった!」って言っている人がいました。

 

聞いてみたところ、

バイザーに「レポートなんか頑張るより現場の雰囲気を感じる方が大事!レポートは毎日提出してもらうけど適当でいいよ」

って言われて実際適当でも何も言われなかったり、

毎日18時までには必ず帰れていたり、

患者さんの見学中に寝ちゃっても「実習マジ眠いよね、バレないように寝ときな」って許してもらえたり、

他の実習生とノリが合って飲みにまで行く仲になったり…。

 

そんな当たりのところがあったの?!みたいな話をいっぱい聞きました。

 

楽な実習先って言われている場所を選んでしっかり楽な思いをした人もいれば、厳しいって評判だったけど行ってみたら楽だったって人もいます。

反対に、「ここは楽勝」って聞いていたから行ったのに超キツい思いをしたっていう人もいました。

 

だから、やっぱりバイザー次第。

どっちかっていうと噂通り楽な場所は実際に楽っていう傾向だと思います。

だけど、バイザーは毎回違うので、確定とは言い切れません。

 

実習で楽な思いができるかは、完全に運!

 

厳しい実習先は不合格になりやすい?乗り越える方法は?

実習先の厳しさと合格のしやすさは関係ありません。

バイザーが厳しくて毎日怒られても合格はできるし、楽な実習先でも不合格になった人はいます。

 

大切なのは、

実習に一生懸命な姿勢を見せること、

患者さんのことを真剣に考えること、

言われたことは改善すること

この3つです。

 

何かを言われても疲れや面倒臭さを顔に出さず、バイザーからのアドバイスに対してはキラキラした眼差しで「教えてくれてありがとうございます!」を態度に出すこと。

患者さんのことを一生懸命考えていれば、患者さんに嫌われても大丈夫。

好かれるに越したことはないけど、どうしても性格が合わない人はいます。

 

あとは、指摘されたら同じ間違いをしないこと。

「ちゃんと学ぼうとしているな」ってバイザーに思わせればこっちの勝ちです。

 

そして、楽な実習先でも「楽だから適当でいいんだ〜」って舐めてかかると意外と落ちます。

「そんな固くならなくていいよ」って言われても、少しは緊張して臨みましょう。

本当にだらけて過ごすと「なんだこいつ舐めてんな」って思われて嫌われます。

バイザーに嫌われるのが一番危ない。

 

油断せず、「学びに来ている」という態度を崩さないようにして、バイザーに好かれる実習生を演じれば、知識不足でも合格できます。

 

そう、だるくても一生懸命を演じるんです。

 

まとめ:理学療法士の実習は基本的には辛い

厳しかったり楽だったり、実習先によって違いはありますが、理学療法士の実習は辛いです。

 

大学では「一限出るのめんどいから今日はいいや」が通じますが、実習は通じません。

毎朝早起きです。

 

友達とも離れるし、実習先が遠ければその期間家を借りる必要もある。

慣れない場所で生活をしながら、毎日真面目に実習先に通います。

 

毎朝「今日も朝がきてしまった…」って思いながら目覚めます。

 

大学でどれだけ実技練習をしても、実際に患者さんにやるのは超不安になる。

転倒させたらどうしようって思うし、失礼がないようにしなくちゃって思うから、患者さんと関わる時はめちゃくちゃ気を張る。

終わった後はどっと疲れます。

 

それを毎日繰り返すのが実習。

 

でも、大丈夫です。

完璧な実習生なんていません。実習生なんですから。

正直、新卒1年目でも臨床なんて分からないことばっかりなのに、実習生がミスなく過ごそうなんて無理な話なんです。

だからあまり構えずに、うまいこと気を緩める場所を見つけながら、好きな音楽でも聴いて乗り切りましょう。

行けば終わる!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました