出産の痛みより辛い?産後の入院生活が過酷すぎた

妊娠・出産

まだまだコロナの感染増加が収まらない2021年3月、私は初めての出産をしました。

コロナのせいで色々な制限があって辛かったのはもちろんなのですが、それを抜きにしても、産後の入院生活ってこんなに休めないのか!ってびっくりしました。

 

よく「退院後から大変だから、今のうちに休んでおきな」って言われる産後の入院期間。

その入院生活のどんなところが辛いのでしょうか?

また、私なりの入院生活の乗り切り方も書いてみました。

  • これから出産を控えていて、産後の入院がどんなものなのか気になる
  • 現在入院真っ最中で、辛くて毎日涙が出る
  • 産後の入院が辛いって聞いていて怖い

こう思っている方に、この記事をぜひ読んでいただきたいです。

 

産後の入院生活は本当に寝られない

 

出産をしたら、これから長い長い育児生活が始まります。

家に帰った途端に育児スタートになってしまうため、せめて入院中はしっかり休んでおこうって思いますよね。

実は、産後の入院生活って、そういうわけにもいかないんです…。

 

産後ハイで寝られない

産後は、ホルモン変化の影響で、気分が高揚する状態になることが多いです。

そのことを「産後ハイ」というのですが、例にもれず私も産後ハイになりました。

 

産後ハイになると、寝ようと思っても全然眠れないんです。

出産2日前からの前駆陣痛のせいで出産までほとんど寝ておらず、産後も検査や赤ちゃんのお世話でまったく寝られず。

それなのに、全然眠いと感じません。

寝ようと思って横になっても赤ちゃんの息遣いが気になったり、同室の人と看護師さんが話すひそひそ声でさえ頭にキンキン響いてくる感じで、少しの物音にさえも敏感になってしまいました。

入院中の睡眠時間は、5日間のトータルで6時間ほど。

寝ていないから疲れはどんどん溜まっていくのに眠れないから、「このまま一生眠れなくなったらどうしよう…!」なんて思ったりもしました。

授乳室で助産師さんに泣きながら相談しましたよ。

 

頻回授乳によって寝られない

出産したら、いきなり母乳が出る体になるわけではありません。

産後、ホルモンの分泌量が変化することで、赤ちゃんに母乳をあげる準備は整いますが、赤ちゃんに吸ってもらわないと母乳が作られないんです。

そのため、母乳育児を推奨している病院では、母乳をきちんと分泌できる体にするために、赤ちゃんがお腹を減らすたびにおっぱいを吸わせるという指導を行います。

確かに必要なことかもしれませんが、これが本当に辛い…。

 

まだまだ母親である私の母乳の分泌も少ないし、赤ちゃんの吸う力もそんなに強くありません。

おっぱいをあげてからミルクを足しても、2~3時間、早いときは1時間すると、もう赤ちゃんが泣き出してしまうんです。

おっぱいをあげるにしても、赤ちゃんが乳首に吸い付くまで時間がかかります。その間にも赤ちゃんはずーっと泣いていて、時間が経つごとにエスカレートしていってしまう。

泣いているついでにオムツ交換をするにしても、その間ずっとギャン泣きされてしまうと同室の人に迷惑をかけてしまうため、私は授乳のたびに授乳室に行っていました。

 

全然休めないまますぐに次の授乳時間がやってくるから、体的にも精神的にもどんどん辛くなっていって、授乳室に向かいながら何度か私も泣いていました…。

産後は体中痛くて動くのも辛い

 

産後は産前のようには動けないって聞いていましたが、なぜか「私はそんなことにはならないでしょ」っていう謎の自信を持っていました。

いざ産んでみると、私も言われている通り、あちこち痛くて自分のこともままならない。

本当に、産後の痛みをなめていました。

 

全身筋肉痛で動くのが辛い

出産って、お腹やお尻だけじゃなくて、腕や脚、首や顔なんかにも力が入るんです。

陣痛の痛みに耐えるため、ベッド柵をものすごい力で握り、いきむときに脚に思いっきり力を入れ、目をかっぴらいてすっごい顔をして出産しました。

そのせいで、出産を終えた次の日から、全身筋肉痛に。

授乳や食事、看護師さんに呼ばれるたびにベッドから起き上がるのですが、それさえも痛い。

動作1つするごとに「よいしょ」って言っていました。笑

 

会陰切開の痛みで座るのが辛い

初産で啓蟄分娩をした場合、7~8割の妊婦さんが会陰切開をすると言われています。

私も出産のときに会陰切開をしました。

もちろん産後に麻酔をしてちゃんと縫ってくれます。痛み止めの薬もくれました。

それでも、縫ったところがジクジク痛くて、座ることが本当にきつい。

椅子だけじゃなくて、やわらかいベッドに座るのも痛いから、授乳やご飯で座るのが怖かったです。

授乳室の椅子には、ドーナツクッションが用意されていて、自由に使えました。

でも、それを使っても結局脚を開いた体勢になると、縫ったところがつっぱって痛いんです。

トイレで大きいほうをする時は、本当に恐怖でした…。

 

産後は精神的に不安定になっているから辛い

 

産後に辛いのは、体だけではありません。

これもホルモンバランスが変わるせいなのですが、産後は精神的にとっても不安定になります。

私はちょっとしたことで涙が出たり、「絶望だ!」って感じたりしていました。

 

少しのことで大きく落ち込みやすい

産後はとにかく落ち込みやすく、普段なら気にしないようなことでもすっごく心にずっしり残ります。

助産師さんのちょっとした言葉が気になってしまうことが本当に辛かったです。

 

私の赤ちゃんはおっぱいになかなか吸い付いてくれず、咥えさせるためにしばらく格闘するのですが、それを見た助産師さんが「なんでだろうねぇ」って言っていました。

そんな一言にさえも、「助産師さんでも分からないなんて私はどうすれば良いの!」「もっと真面目に考えて対処法教えてよ!」って怒りだか悲しみだかが沸き上がってくるんです。

今となっては、なんであんな一言で辛いなんて思ったんだろうって考えられるのですが。

 

あと、赤ちゃんが原因不明のギャン泣きをするのが辛くて、赤ちゃんを3時間くらい預かってもらおうとしたときのこと。

「今お産が忙しくて預かれない(実際はもっと柔らかいニュアンスで)」って言われて、「見放された!この世の終わりだ!」くらいに思って部屋で涙が止まらなくなりました。

 

普段、何を言われてもあまり気にしない性格だと自分では思っているのですが、こんなにも傷つきやすくなるのかと実感しました。

 

赤ちゃんの黄疸の数値が高かったのですが、「赤ちゃんだけ入院期間が1日延びるかも」って言われただけで大泣きしちゃいましたもん。

 

退院後のことを考えると不安でたまらない

産後5日ほどは病院で過ごすため、何かあってもすぐに対応してもらえるし、心配なことは相談できます。

しかし、それは入院中だけ。

退院したら、今度は家で育てなければならず、それが心配でたまりませんでした。

「私が本当に人の親になんかなれるのかな」

「この子に何かあった時に正しい対応ができないかも」

「抱っこに失敗して落としちゃったらどうしよう…!」

こんなことばっかり考えていました。

 

退院したら、旦那もいるし、旦那の家族がいます。村の保健師さんにも相談できるし、何かあったときの電話番号もあるので、私一人で赤ちゃんを育てるわけではありません。

退院した今だから分かるけど、入院中は心配で心配でたまりませんでした。

 

過酷な産後の入院生活はこうやって乗り切ろう

 

産後の入院生活の辛さは人それぞれだと思います。

ですが、私は入院生活が本当に過酷に感じ、あれだけ痛かった出産の痛みを忘れるほどでした。

本当に辛かったですが、だんだんと対処法が分かるようになってきて、退院まで乗り切ることができました。

 

誰かに辛い気持ちを吐き出す

友達や家族、誰でも良いです。

話せる人がいない、弱音を吐きにくいって人は、助産師さんや看護助手さん、診察に来るお医者さんに話すのも全然あり。

産後の悩みは人それぞれだけど、誰しもが辛いと感じることを病院の人は知っています。

私も、寝たいのに眠くならないことを助産師さんに相談してみました。

そしたら、「そうなる人は多いよ。大丈夫。今眠れなくても、体力が本当になくなってくると、自然と眠れるようになるから」って言ってくれました。

私だけじゃないこと、いつかは解決することを知って、すっごく気が楽になったのを覚えています。

その助産師さんが見えました。笑

そして、私が悩んでいることを助産師さんたちの間で共有してくれたのか、それ以来、みんなが気にかけてくれるようになって、話していくうちにいろんな悩みが解消したんです。

 

だから、忙しくなさそうな人を見つけて、悩みを話してみてください。

話してみることで解決するかもしれないし、解決しなくても、話をするだけで気持ちが本当に軽くなります。

産後の精神状態って自分でも意味が分からないくらいごっちゃごちゃだから、一人で悩まないでくださいね。

 

少しの隙を見つけて横になる

寝られなくても良いんです。ちょっとでも良いから、横になって目を閉じましょう。

このときに大切なのが、寝ようと思わないこと。「寝なくちゃ」って考えていると、余計に眠れません。

 

「どうせ眠れないだろうから、横になって体を休めとこう」くらいの、楽~な気持ちでいてください。

はじめはなかなか眠れませんが、入院生活の最後の方になると、疲れがたまって気絶するように眠れます。

私も全然眠れませんでしたが、退院前夜、ただ目をつむって過ごそうとしたら、いつの間にか3時間が経っていました。

初めてまとまった睡眠時間を取れて、涙が出るほど嬉しかったです…!

だから、眠れる眠れないに関係なく、目を閉じてベッドに横になる時間を作ってみてくださいね。

 

赤ちゃんを預かってもらう

色々なことを乗り越えてやっと産まれた赤ちゃん。

無事に産まれることを心の底から願っていたし、苦労して産んだからこそ、どんな仕草も可愛くてたまらない。

出産直後はそう思っていたはずなのに、頻回授乳や理由の分からないギャン泣きに何回も対応していると、だんだんと気持ちが暗くなってきます。

自分の体も思い通りにいかないのに、赤ちゃんのお世話までするのは大変なこと。

産後の方、本当にすごいと思います。私も含めて。笑

 

確かに赤ちゃんのお世話は、親になったからには絶対にしなくてはならないのですが、ここは病院です。

辛いときは、助産師さんに赤ちゃんを預けましょう。

「自分の子どもを預けるなんて親失格だ」なんて思わなくて良いんです。

だってまだまだ母親になって数日。いきなり完璧に母親業なんてできなくて当たり前です。

赤ちゃんを預けて休みつつ、だんだんと赤ちゃんのいる環境に慣れていきましょう。

 

まとめ

産後の入院生活は、母乳育児を推奨している病院だと本当に辛いです。

出産で大変なことになった体にムチを打って、赤ちゃんのお世話をしなくてはなりません。

私も入院生活は本当に辛く、寝られないから日にちも分からなくなり、5日間が2週間くらいあったように感じました。

 

でも、入院期間は終わってみると短く感じます。

産後ハイも、絶対にいつか終わります。

退院して家に戻ったら、疲れた時にちゃんと眠くなるようになりました。

 

出産も産後の入院も、人生で初めての体験だし、休めないしで辛く思うのは当たり前なんです。

周りの力を借りつつ、いかに体を休めるかを試行錯誤しつつ、適当に乗り越えましょう。

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